退職あれこれ

公務員を退職すると何が起きるか③【1カ月が経過して思うこと】

仕事を辞めて1カ月が経ちました。

退職前後の激動の日々も新型コロナによる異常事態に上書きされてしまい、20年以上毎日繰り返してきた生活が変わっても不自然さはあまり感じません。

学校はいまだ始まらず、パートの妻も家にいることが多くなり、家族全員が家にいるという日々が増えています。

カレンダー上はGW真っ只中ですが、曜日の感覚はすでになくほとんど変化のない日々を過ごしています。

イドは仕事、というか仕事に関することに可能な限り時間を費やしています。

こどもが家にいるため思ったようには進捗しませんが、早起きしなくていいので、いまは深夜の時間を利用することが多くなっています。

こんな状況にも関わらずありがたいことに仕事の依頼を何件かいただきました。しかし、新型コロナの影響もあってそのうちのいくつかは発注が先延ばしになる可能性もありそうです。

1カ月が経過して一番思うことは、家族以外の誰かと会ったり話をする機会が必要だということです。

いまは外出自粛、「STAY HOME」によってそう感じている人はとても多いと思いますが、とくにビジネスに必要なコミュニケーションスキルが退化してしまうことを危惧しています。

Webサイトを立ち上げたり、名刺のデザインを考えたり、気がつけばあっという間に1カ月が過ぎていたという感じですが、まだまだやらなければいけないことはたくさんあります。

苦しい状況ではありますが、コロナという敵と休みなく最前線で戦っている医療従事者や自治体職員のことを思えば、ただ家にいるだけのことに不満など言えません。

非日常的な日常ですが、毎日体は老化し、風は吹き、季節は前に進みます。

こんな時間だって人生。

普通であふれる日常の中で皆が生活できる日が訪れるまで、今できることをやるのみ。