健康管理

健康管理のための10のルール

個人事業者にとって、「健康」は何より優先しなければならないテーマです。

どんな人であれ健康は大事なテーマですが、病気や怪我で働けなくなったときに手厚い保障が受けられる会社員とは違い、個人事業者は、働けない=無収入となってしまいます。

イドも30歳頃から健康に関心を持ち始めましたが、40代半ばとなった今、常日頃から健康には気を使うようにしています。

そこで今日はイドが健康のため日々実践している健康管理法を紹介したいと思います。

寝起きに水を飲まない

口の中にはたくさんの雑菌がいるそうで、その数は肛門よりも多いという話を聞いたことがあります。歯周病菌はがんをはじめいろいろな病気の原因になるとも言われていますし、歯磨きがインフルエンザの予防に効果があるということも科学的な根拠があるようです。夜中に目が覚めた時も、寝ている間に増殖して細菌まみれになった口の中を想像してしまい、眠い目をこすりながら洗面所まで行ってうがいをするのです。よく、起床後コップ一杯の水、なんて話も聞きますが、私はまず「うがい」で口の中の雑菌を洗い流します。

夏でもホットドリンク

暑いときには冷えたドリンクやアイスが欲しくなりますが、イドは常温より冷たいものはなるべく口にしないようにしています。真夏でも水筒の中身は白湯です。白湯を飲み始めたのは10年ほど前からですが、体温を上げて免疫力アップ、という本が話題になったのがちょうどその頃だったと思います。私の場合、免疫力というよりは消化器系のケアをイメージしています。胃腸を冷やすのはなんとなく良くない気がするし、食器の油汚れもお湯の方がよく落ちるように白湯を飲むことで胃腸がきれいになるような気がしています。

ベジファースト

ダイエットのために実践している方も多いと思いますが、野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べることで糖質の吸収を抑える効果があるそうです。イドは遺伝的に血糖値が高いので長いこと続けていますが、ダイエット効果もあってか二十歳の頃から体重も体形も変化なしです。

腹の声を聴く

栄養のコントロール、食べる順番も大事ですが同じくらい体の欲求も重視しています。コンビニや外食に行くと、焦らずまずはひたすら自分と向き合います。「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎のように、「俺の腹はいま何腹だ」と心の中でつぶやきながらそのとき自然に発せられる腹の声、体からのサインには素直に耳を傾けるようにしています。

インフルエンザの予防接種をしない

子供が小さい頃は家族全員でワクチン接種をしていましたが、必ずと言っていいほど誰かが感染し、家の中にパンデミックを引き起こしていました。打っても打たなくてもどうせ辛い思いをするならワクチン代を節約しようというところから打つのをやめたのですが、それからというもの誰一人インフルエンザに罹らなくなりました。ワクチンの効果を疑うわけではありませんが、しばらくはこのジンクスを信じていきたいと思います。

運動はしない

健康法として紹介するのはどうかと思いますが、ここで言っている運動とは身の丈に合わない運動のことを指しています。要するに普段何もしていない私のような人が急に思い立ってジョギングを始めるとか、いきなりジムでハードワークする、といったことです。車や機械と同じでずっと動かしていなかったものを動かすときには必ずメンテナンスと慣らし運転が必要です。かといって、全く身体を動かさないわけではなく、ヨガ、ウォーキングなど、なるべく心拍数を上げずに血流を良くするための運動は習慣にしていきないなと思っています。

無理はしない

過度なストレスは免疫力を低下させるばかりでなく、貴重な人生の時間を苦しいものにしてしまうので、何事においても無理はしないようにしています。仕事だって楽しくやるに越したことはありません。厄介な仕事やたくさんの仕事を抱えているときでもきっとどこかに突破口があるはずだと楽観的に考えるように心がけています。

タンパク質を重視する

タンパク質は臓器や筋肉などの体を作る材料です。傷ついた細胞を修復するためにもタンパク質は必要です。とくに必須アミノ酸と呼ばれる体内で作ることができないアミノ酸を含む食品はしっかりと意識して摂らなければなりません。中でも完全食品と言われる卵は毎日欠かさず食べるようにしています。毎日の献立を考える際にもどの食品でタンパク質を摂るかというところに重点を置いています。

卵かけご飯は食べない

先ほど卵を毎日食べることを書きましたが、このときに注意していることがあります。それは白身を生の状態では食べないということです。卵かけご飯は大好きなのですが、生の卵白にはビオチンという栄養素の吸収を妨げるアビジンが含まれているそうです。ビオチン不足は白髪や脱毛の原因とも言われています。体内の健康は見た目にも影響するでしょうし、その逆もありそうなので、若々しくいることを意識することも大切だと思っています。それでも食べたいときには温玉にして食べるようにしています。

掃除をする

部屋が汚い、モノが多い人は短命だという話を聞いたことがあります。どうやって調べたのかは気になるところですが、片づける時間がないほど仕事に追われている、埃、ダニ、カビなど衛生面での問題、散らかっていること自体がストレスになる、あるいは、片付けも長生きもする気がないロックなヘビースモーカー、などなど理由はいろいろ想像できますが、実際、部屋が散らかっていればストレスになりますし、モノが多くて掃除が行き届かなければ衛生面の問題も生じる気がします。なのでイドにとっての掃除は健康のためでもあるのです。

 

以上がイドが普段心がけている健康管理法ですが、いくつかは物理学者三石巌さんが著した「医学常識はウソだらけ」に書かれていることです。この本は知り合いに薦められて読んだのですが、医師が書く健康本ではなく分子生物学に基づいて書かれた内容で本当に目からうろこでした。

毎年人間ドックを受診していますが、血糖値以外は全て正常です。医師からも健康体そのものだとお墨付きをいただいておりますが、当然普通に社会生活を送っていれば人並みに調子の悪いところも出てきますので、このまま現状維持していけるようしっかりと健康管理を継続していこうと思います。

医学常識はウソだらけ 分子生物学が明かす「生命の法則」 (祥伝社黄金文庫) [ 三石巌 ]

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